ガルバリウム鋼板外壁とサイディング外壁のメンテナンスコストの違い

こんにちは、設計の市原です。
今回はお家づくりを考える上で欠かせない、
外壁の『素材』について考えていきたいと思います。

早いものでもう9月(*_*)!
秋はそこまで来てるようですが、まだまだ暑いです!!
今週は九州に台風が接近するようなのでくれぐれも皆さんお気をつけください💦

さて!今回は、EDGESTYLEのお家づくりに欠かせない『ガルバリウム鋼板外壁』について考えていきたいと思います(^^)/
先日、コーディネーターの月野と工務の前田が『ガルバリウム鋼板』の素材についてやメリット・デメリット、メンテナンス方法について語ってくれました。

添付しておきます☟

ガルバリウム鋼板を住宅に使うメリット・デメリットを紹介します!

ガルバリウム鋼板外壁のメンテナンス(お手入れ)

3回に渡ってガルバの話???
とお思いでしょうが(笑)外壁にガルバリウム鋼板を使うことには、武田の並々ならぬ思いが詰まってますので今回もめげずにお付き合いくださいm(__)m

なぜEDGESTYLEのお家の外壁にガルバリウム鋼板を採用したのか?
なぜよく目にするサイディングにしなかったのか?

家を建てて9年目になる我が家の例を見ながら解説していきたいと思います(*^^*)

なぜEDGESTYLEのお家の外壁にガルバリウム鋼板を採用したのか?

まず一つの理由としては。。。
『かっこいいから!!』
です。すいません。つい、声が大きくなってしまいました💦

それだけでも魅力的なんですが、真の隠れた理由は

『メンテナンスコストが掛からないから』 です!

武田とEDGESTYLE発足当初、『どんなお家にしようか?』と考えた時に、
『3年、10年で苔が生えてボロ屋になるかっこ悪いお家は造りたくない。』
『10年目の子育てとかで物入り💰なお客様に100万、200万も出して欲しくない』
『20年、30年経った時にボロ屋になるんじゃなくて、ヴィンテージでかっこいいお家にしたい!』
という理由でガルバリウム鋼板を外壁に採用させていただきました。

10年目のお家の外壁ってどうなる?

まずは私の住んでいる所をご紹介したいと思います♪
私の住んでいる所は阿蘇市なんですが、熊本と大分の県境に位置し、標高753メートルの場所に住んでいます。
(今は『Google map 標高』で検索して調べると、自分が住んでいる場所の標高が分かるようです。ご興味がある方は試しに調べてみてください♪)
なので下記の写真にあるように雪が積もることもあります。
 

あまりにも雪が降るときは、息子の作った雪だるまが翌朝埋もれていることもしばしばです☟(T-T)シクシク

因みにEDGESTYLE事務所のある健軍1丁目は標高15メートルなので、毎日、縦移動を738メートル移動してることになります(笑)数字にすると面白いですね。ビックリです!

阿蘇山付近の近年の年間降水量は約3200ミリ、熊本県の年間降水量の1986ミリと比べてもわかるように、雨が多く、湿気の多い場所です。
外壁を綺麗に維持するという目的からすると最悪の条件です(T-T)
なのでもちろん、我が家の外壁のほとんど(もちろん屋根は全部!)にガルバリウム鋼板を採用しました。

現在の我が家の北東側の外観の様子です。
9年間、一度もメンテナンスしておりませんが(笑)
ガルバリウム鋼板を使用した外壁部分はこれといって気になる様子はありません。

ちょっと近づいてみたいと思います🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️

あちゃ~(;’∀’) ガルバリウム鋼板も苔が付着しないわけではないみたいです💦

ですが、ガルバリウム鋼板の外壁だと、簡単に苔や汚れを落とすことができます♪

まずは水とスポンジ(柔らかいもの)を用意します。
 
あとは至って簡単♪水を含ませスポンジで、くるくる~っと優しく撫でるだけです♪♪

こんなに綺麗になりました✨✨(なぜ9年間何もしなかったのでしょうか・・・笑)

塗り壁の方はどうでしょうか??

やっぱり北面は苔が生えてます(T-T)これがものすごく気になるんです。

 

こちらは頑固そうなのでたわしで10分ほどゴシゴシ洗ってみました💦

結果はあんまり変わらず。。。(T-T)
塗壁が好きで選んだのではありますが。。。
知ってはいましたが、目の当たりにするとやはりテンションがた落ちです↘↘↘

とまあ、我が家は来年ぐらいにでも、塗壁部分は足場を掛けて塗り替えてもらおうかと思ってます💰💰💰

サイディング外壁のメンテナンス、どれぐらいの頻度でするの?

さて、サイディングや塗壁、塗装といった外壁のメンテナンスって、一体どれぐらいの期間で、どれぐらいの頻度でするのでしょうか?
サイディングや塗壁、塗装外壁の場合、早ければ3年と待たずに北側に苔の生えている家をよく目にします(;_;)
ですが、早くても塗り替えなどのメンテナンスをされる方は10年目などが多いようです。
本来は10年ごとに足場を掛けてメンテナンスしていくのが良いようです。

サイディング外壁のメンテナンス、どんなことしないといけないの?ガルバリウム鋼板外壁はしなくていいの?

サイディング外壁(以下、塗壁、塗装壁は省略します)のメンテナンス工事の項目には、

・コーキング(シーリング)打替え
・サイディング外壁の塗装
・それに伴う足場施工
が掛かってきます💰

サイディング自体の塗り替えはもちろんですが、一番目に挙げた『コーキング(シーリング)打替え』こそが大事になってきます。

そもそもコーキングとは何でしょうか?

↑上の写真のように、サイディング外壁には必ずこのコーキングと呼ばれる部分が何カ所も入ってきます。
サイディングの材料は寸法が大体、縦455ミリ×横1820ミリ、もしくは3030ミリと決まっており、その横の継ぎ目部分、外壁の入角や出角の部分に必ずコーナー材のサイディングが入るので、
そのすべての部分をコーキング処理しなくてはなりません。

ちなみにEDGESTYLEで採用しているガルバリウム鋼板外壁は、嵌合式(かんごうしき)のものを使っているため、窓廻り・換気フード廻り以外はコーキングを使っていません。
また、万が一窓廻りのコーキングが切れた場合も、板金工事で雨が侵入しにくい仕様になっており、さらに万が一雨が侵入した場合でも構造材までは行きつかないよう、何重もの壁の構造になっているのです!
(EDGESTYLEの壁の構造が気になった人はいつでもお尋ねください(^^))

話を戻しますと、このコーキングというのはサイディングとサイディングの継ぎ目の防水の役割を果たしているのですが、ゴム状の詰め物ですので、7~10年で劣化してしまいます。
これを放っておくと柱などの構造材を痛めてしまうので、必ずメンテナンスが必要です💦

サイディング外壁のメンテナンス費用はどれぐらいかかるの?

結局、サイディング外壁のメンテナンス費用はどれぐらいかかるのでしょうか?
google先生調べではありますが、延べ床面積が総2階30坪の場合、

・コーキング(シーリング)打替え 約20~45万円/7~10年毎
・サイディング外壁の塗装    約70~150万円/7~10年毎
・それに伴う足場施工       約15~20万円/7~10年毎

総額 約105~215万円/7~10年毎、掛かることになります💦
平均して10年ごとに150万円メンテナンス費用を掛けるとしたら、20年で300万円後々かかることになります💦

まとめ

冒頭にお伝えしました『なぜEDGESTYLEのお家の外壁にガルバリウム鋼板を採用したのか?』
一番の理由は 『メンテナンスコストが掛からないから』 です!!
ガルバリウム鋼板外壁はもちろん、全くメンテナンスが要らないわけではありません。汚れが気になる場合はセルフメンテナンスしていただきたいですし、
EDGESTYLEではお引渡しから10年までは毎年、雨漏れや異常がないか無償点検させていただいてます。
何かあればプロの手でメンテナンスさせていただいてますが、
少なくとも20年は大掛かりなメンテナンスはしていただかなくていいようにガルバリウム鋼板外壁をご提案させていただいてるのです(*^^*)

あともう一つの理由は 断然、かっこいいから!!です(←強調 笑笑)

いかがでしたでしょうか?
ガルバリウム鋼板外壁は錆びるんじゃないか?暑いんじゃないか?高いんじゃないか?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、ガルバリウム鋼板の施工ノウハウをしっかり持ったのがEDGESTYLEのお家です(^^)
ガルバリウム鋼板外壁の施工に自信あり!!なので気になられた方は一度お問い合わせお待ちしております♪

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