台風のリスクにも火災保険

こんにちは!満永です!
コロナ禍からサンキューカットにハマって毎月通っています。
ぱっつん前髪オーダーが鉄板です!(笑)

早いもので今月ももうすぐ終わりに近づいてまいりました。
10月になったら当たり前ですけど、今年も残すところ3か月です!!!

もう台風は来てほしくないですが、今日も台風12号の影響で北の方は暴風大雨警戒とのこと。
まだまだ用心しておかないといけないようです。

台風で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げますとともに
一日も早い復旧を祈っています✨

そんな台風に関しまして、9月半ばよりブログを連投して参りましたが、
今回のテーマは火災保険について、です。
よろしくお願い致します。

台風被害にも火災保険!

火災保険は、住宅などの建物が火事で損害を受けた場合に補償が受けられる保険商品という認識が強いですが、実は台風による被害を受けた場合も火災保険の補償対象になります!
※ただし損保会社が指定する条件を満たしていなければ保険金が受け取れないケースもあります(泣)

多くの火災保険には3つの基本補償が設定されており、水災や風災、落雷などの被害も補償対象になります。
補償を手厚くしたい人は免責金額を増やしたり、特約を付けたりなどして将来のリスクに備えるシステムになっています。

火災保険の基本補償は、次の3種類に分けられます。

1. 水災補償・・・台風が原因で洪水などの水で損害を受けた場合のための補償
2. 風災補償・・・台風の風で損害を受けた場合のための補償
3. 落雷補償・・・台風などの落雷で損害を受けた場合のための補償

以上3つの補償が火災保険の基本補償ですが、具体的にどのような被害と火災保険の補償が受けられるのでしょうか。

水害補償

台風の影響で起きる豪雨。
これに適用されるのが水災補償です。

また、水災補償は台風や豪雨、暴風雨などによって発生する洪水だけでなく、落石や土砂崩れなどの被害に対しても適用される補償なんです!

火災保険の水災補償が適用されるためには、一般的に次の2つの要件を満たす必要があります。

1. 建物の居住部分が地盤面から45cm超の浸水による損害を受けた場合か床上浸水になった場合。
2. 水災によって建物の協定再調達価額の30%以上の被害額になった場合。

保険会社によっては、火災保険の水災補償の適用条件をもっと厳しくしている場合もあるそうです。
以上の2つの要件はあくまでも参考程度にしておくのがよさそうです。

また、火災保険の水災補償が適用される台風の具体的な被害としては、次の3つが挙げられます。

1. 洪水の影響で住宅内の家電が水浸しになって使えなくなった
2. 家が土砂災害の被害で流された
3. 道路が冠水して建物が床上浸水した

風災補償

台風や竜巻、春一番や木枯らしなどの風による被害を建物が受けた場合、適用されるのが風災補償です。
火災保険をかけて建物に対して風が直接損害を与えた場合はもちろん、風でどこからかきた飛来物によって被害を受けた場合も火災保険の補償が適用されます。

また、台風が原因で火災保険をかけている建物が雨漏りをした場合も風災補償の適用範囲として火災保険の保険金の支払い対象になります。

火災保険の風災補償が適用される台風の具体的な被害としては、次の4つが挙げられます。

1. 台風の強風による飛来物で建物の屋根が破損した
2. 屋根材(瓦やトタンなど)が台風の突風で吹き飛んだ
3. 台風のダメ―ジを受けた箇所から雨漏りした
4. 突風で建物の窓ガラスが壊れた

落雷補償

台風などの影響で雷が建物に落ちた場合に適用されるのが落雷補償です。
建物の外壁や屋根だけでなく、アンテナや室内にある家具も落雷補償の対象になります。

建物に雷が落ちることはそこまで可能性は高くありませんが、落雷したことによる渦電流で建物内の家電が損傷することがあります!

火災保険の落雷補償が適用される具体的なケースとしては、次の3つがあげられます。

1. 台風の落雷が原因で建物のアンテナが被害を受けた
2. 落雷の渦電流によって建物内のパソコンや家電が壊れた
3. 台風の落雷で建物の外壁が破損した

さいごに

世界中で異常気象が頻発しているため、火災保険の落雷補償にも注目が集まっている現状です。
特に日本は季節風などの関係で、海外と比較すると台風などの自然災害が非常に多いです!

ここまで、火災保険に加入している建物が台風の影響を受けた場合の補償内容について説明してきましたが、台風で被害を受けるのは建物だけに限りません。

敷地内にあるカーポートやフェンスなども気になりますよね。
台風の影響でカーポートの屋根などが壊れた場合も火災保険が適用される場合があります。

ただし、カーポートの一部が台風の影響で吹き飛ばされて、近隣の住民に被害を与えた場合は火災保険の適用範囲外になるので注意が必要です。

火災保険は、建物だけでなく敷地内にあるすべての箇所が対象の保険です。

家の周りにあるフェンスが台風の影響で倒壊したり、損傷したりした場合も火災保険が適用される可能性があります。

火災保険によっては基本契約に付帯されていないこともあるので注意が必要です!

「どれも同じ火災保険だろう」と安易に火災保険を契約するのではなく、あらかじめ保険会社の担当者に基本補償の適用範囲や補償内容などをきちんと確認することが大切になります。

その点、EDGESTYLEでは誰よりも火災保険に詳しい武田がおりますのでご安心下さい!

なんでも聞いて下さい!2秒で答えます!

関連記事

PAGE TOP