無垢床材(フローリング)のお手入れ
こんにちは!工務の前田です。
EDGE STYLEの床材は無垢材にこだわってます。
無垢床材にも種類があり、メンテナンス方法は基本一緒なんですが、
床材ごとにおすすめがあるのでご紹介します!
EDGE STYLEでお家を建てられたお施主様も皆様悩まれた一つかと思われます、床材ですが、
何を隠そう無垢材です。(全然何も隠せきれてない)
そんな悩みに悩まれて選ばれた床材。
いつまでも綺麗にされたいですよね?
生活をしていく中で、傷がついたり凹みが出来たり、
実際には仕方ないことなんです。
EDGE STYLEはそれもまた良いと思ってます✨
例えばお子さんが、おもちゃを投げて傷つけたとしましょう。
将来その傷を見て思い出に浸りながら、その話題だけで一杯お酒飲めますね。笑
この考えは偏りすぎていますが、
一つの思い出と捉えて、傷や凹みも家と一緒に育てていくと思っていただくといいかもしれません。
しかし、新築。
どぎゃんかしたい、といった声が出てくるのはしょうがないです。
メンテナンス方法伝授いたします。
無垢材とは
床材にも色んな種類があります。
・無垢材フローリング
・複合フローリング
・クッションフロア
・タイル
・畳
無垢材と複合とはどう違うのか、メリットデメリットは今度記事を書こうと思います。
この中でもEDGE STYLEのこだわりで標準でもある無垢床材。
無垢材とは、天然木を1枚の板に加工したもので、本物の木である為、
歩いたら肌触りが柔らかかったり、調湿作用もあります。
また木の香り、時間が経てばアンティーク調に経年美化していくものです。
無垢床材のお手入れ
フローリングは生活していく中で、皮脂だったり髪の毛、食べカス、埃や砂など汚れる元がたくさんあります。
そこで、日頃のお手入れ・メンテナンスが大事になってきます。
基本は掃き掃除だったり、クイックルワイパーのドライタイプで大丈夫です。
EDGE STYLEでは建具の下がほとんどノンレール仕様の為、お掃除ロボットも活躍しますね!
ジュースや飲み物など水気があるものをこぼされた時は放置せずにすぐに拭き取ってください。
シミや反り、軋み、膨張の原因になります。
また無垢材は床暖房はもちろん電気カーペットも相性はよくありません。
乾燥で床同士の目地が大きく開きます。
どうしても汚れが取れない時は固く絞ったウエスで拭いてください。
それでは床材の種類ごとにご紹介します(^^)/
ブラックウォルナット編
ブラックウォルナットは世界三大銘木の一つで重厚感があり、高級で落ち着いた雰囲気のある床材です。
貼り方や、幅によっても表情が変わってきます。
ここに現場で余ったブラックウォルナットの切れ端を持ってきました。
金槌とカッターナイフと油性マジックがたまたまありました。
傷や凹みをつけてみます!(ごめんなさい!)
( ;∀;)( ;∀;)
本当にごめんなさい。
エッジマーク!笑
すみません。元に戻します( ;∀;)
あっという間に!
でもしっかり液体を拭き取らないとシミや変色の原因になるのでご注意ください。
次にカッターの傷はサンダーサンドペーパーの仕上げで一気に研磨します。
消えましたが白っぽくなりました。
金槌の凹みは濡らしたタオルやティッシュを凹んだ上に乗せて放置。
これで多少水分を含んで膨らみます。
アイロンやドライヤーを使えば時短にもなります。
無垢材だからこその方法ですね!
でもすみません、今回は時短の時短。
サンダーの粗目から始めて最後仕上げで研磨しました( ;∀;)
忘れたらいけないのが、最後に自然オイルを塗装することです。
言わば現状は髭を剃った後のお肌。保湿しなければ。
EDGE STYLEではオイル仕上げの床材はキヌカを使っております。ご参考までに。
お施主様の中には蜜蝋ワックスを使ってる方もいらっしゃって、無垢材と相性は良さそうでした(^^♪
チーク編
木の王様です。
先ほどのブラックウォルナットと同じく、世界三大銘木の一つです。
反りや縮みが少なく寸法が狂いにくく高級な床材です。
油性分が高く耐水性に優れているため、豪華客船の甲板にも使われてきたそうです。
独特な色合いで時間が経つとともに深みのある色になっていきます。
オイル塗装仕上げの為、基本的にはブラックウォルナットと一緒です。
ナラ・オーク編
オークは日本語でナラ、昔からなじみ深い木材で、木目がはっきりしていて、無垢材の良さを感じさせられる木材です。
お酒の樽などにも使われて、経年変化で深みのある褐色へ変わっていきます。
ナチュラルな温かい雰囲気のお家にぴったりです。
ナラ、オーク、ホワイトオークの床材はオイル塗装仕上げですので、上記2つと同じで大丈夫です。
しかし
この床材に一目惚れしました。
基本的な掃き掃除や、ドライタイプのクイックルワイパーに加え、オイル塗装仕上げに比べると耐水性があります。
雑巾がけも大丈夫ですよ!
しかし、観葉植物の鉢や水気のあるものをずっと置いていたら変色しますのでご注意ください。
ラスティック加工品はウレタン塗装されているため、お手入れは楽ですが、補修が難しいので私ができる限りやります!何かあれば連絡ください。
おそらく水回りのささくれがほとんどだと思います。笑
クルミ編
ウォルナットとはクルミのことで、ブラックウォルナットに比べ、明るく、少し柔らかく暖かみのある木材です。
コーディネーターさんたちに聞くと素朴な感じが最近人気なんだとか。
歩くとほんとに柔らかくて気持ちいいです(^^♪
その分、少し水気に弱いのでささくれが出てくると思いますが、目の細かいサンドペーパーで磨いてあげてください。
オイル塗装仕上げですのでブラックウォルナットと同じです。
ヒッコリー編
ひたすらカッコいいヒッコリーの床材です笑
とても硬い木で衝撃や曲げに強く、この床材は傷も目立ちにくく気にならない。
奥様ごめんなさい。男はこういうの大好きです。
ウレタン塗装なので何か不具合あれば連絡ください。
おまけ編
小屋裏部屋に杉材を貼りました!
めちゃくちゃいい香りで自然に包まれてる感がすごかったです(^^)/
無塗装品でしたので掃き掃除は問題ありませんが、時間が経ってメンテナンスを考えられるならワックスやオイルも調べてみてください。
まとめ
無垢床材のお手入れ・メンテナンスについて、書かせていただきましたが、
無垢床にはデメリットも多いです。しかしそれを上回る魅力がたくさんあります!
是非もう一度床を愛してあげてください笑
どぎゃんもならなさそうな時はEDGE STYLEにご相談ください(^^)/