家づくりに必要な確認申請とは?
こんにちは。設計の齋藤です。
僕たちEDGESTYLEはここ熊本で社長を含め9名でお家づくりをさせて頂いてます。
僕の仕事は、確認申請や図面作図等の業務がメインになります。
図面書いてるってのは分かるけど、確認申請 って何?
という方もいらっしゃると思うので今回は確認申請についてできるだけ簡単に話したいと思います。
間違いがあればご指摘いただけると助かります。
確認申請とは
家を建てる前に、その建物と土地が建築基準法に適合しているかを確認する事です。
書類や図面等の図書を各地方自治体、又は指定確認検査機関に提出し建築の許可を得ます。
基本的に確認申請が下りないと建築できません。(一部地域を除いて)
新しいワードが出てきました 建築基準法。
↑ 自宅にあった法令集を引っ張り出しました。
インデックス貼りまくりです。(笑)
建築基準法とは建物を建てる時や使う時に守らなければならない最低限のルールを定めた法律です。
大きく分けると単体規定と集団規定があり、
単体規定は建物自体に対する規定で、採光・換気・雨水や汚水の排水・建物の構造等
集団規定はその建物とその周辺環境との関係を整えるための規定で、道路に関する制限・建物の用途・建ぺい率・容積率・建物の高さ等など。。。
パッと思いつくとこを羅列したのですが、両方満足させる必要があり各々細かい規定がいくつもあります。
採光一つ取っても、土地の状況や建物の高さ、部屋の大きさ等で最低限必要な窓の大きさ、高さが変わってきます。
申請前にどんなお家を建てるのか、法に関わる部分は事前に決めておく事が必要だという事が分かります。
微妙に話が難しい方向に行きだしたので本題に戻ります。(笑)
確認申請、もっと簡単に言えば
この土地に、こんなお家を建てたいから法的に大丈夫かチェックして下さい。
こんな感じです。
ちなみに申請に関しては、お客様にしていただく事は特にありません。
こんなお家に住みたい!部屋の広さは〇〇畳は欲しい!等、
ご要望があって初めて検討できるので純粋にお家づくりを楽しんで頂ければと思います。
完成するまでの一プロセスとして確認申請ってのがあるんだと理解していただければ幸いです。
次回お話するのは。。。用途地域辺りでしょうか。
まだお題を確定はしてませんが、少しづつ具体的な内容にしていこうとは思っています。