防災グッズを見直して、家族や自分の身を守る!
こんにちは!EDGESTYLEの月野です。
先日の台風は本当に怖かったですね💦
皆様、台風養生や心労などで体調を崩されたりしてないですか?
今回の台風で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と、被災された方々が日常生活に戻れるよう、お祈り致しております。
先日の台風10号。非常に強い勢力で近づいてきて、雨も風も強くて、本当に怖かったですね💦
余談ですが、私の実家はとても風通しのいいところに建っているので、日ごろは窓から涼しい風が入ってきていいのですが、台風になるとバンバン強い風が建物にあたり(しかも鹿児島!)、本当にいつも怖い思いをしてきたので台風が大嫌いです(*_*; なので、私が家を建てる場合の土地探しは、土地の風当たりなども重視したいと考えています!
今回の台風は発生直後から危険だと言われ、気象庁なども注意を呼び掛けていたので、事前に食糧や水、その他必要な品々を準備された方が多かったと思います。
我が家も今回はしっかりと準備しました!が、しかし本当に準備した品々だけで有事の際に足りるのだろうか?避難所などに行くとしたらもっと必要なものがあるのではないか?と不安になりました。
なので、今回は周りの人の体験やTVなどの情報も取り入れつつ、防災グッズとして何を準備していたら役に立つのか?安心なのか?をまとめてみましたので、今後のご参考にしていただければと思いますm(__)m
避難について
防災グッズの話に入る前に避難についてお話したいと思います。
皆様、避難にも種類があるって知ってましたか?
避難には、一時避難、二時避難、自宅避難(在宅避難)の3種類があり、それぞれ緊急度や持ち出し品なども異なってくるようです。
まず、一時避難ですが、地震による津波や台風による大雨、暴風などの危険から回避するために一時的に避難することで、とにかく一刻も早く安全な場所に避難することです。
一時避難の際は、ウエストポーチや小さめのリュックなどに一日生き延びるのに必要なものだけ入れて避難することが大事です。
確かに、大きな荷物を持って走れませんよね?
一時避難のときに持って行くものとしては
・水 500ml
・ビスケットなどの携帯食料
・アメ・キャンディーなど
・救急絆創膏やガーゼ
・タオル
・免許証・保険証のコピー (身元確認のためにも)
・硬貨 (100円と10円で数百円)
・携帯ティッシュ (水に流せるタイプならなおいいかも)
・キーホルダータイプのフラッシュライト
・ゴミ袋やポリ袋 (防寒着やポンチョの代わりになったりします)
最低限、これだけあれば一日は生き延びることができるでしょう。
次に、二時避難ですが、一時避難で身の安全が確保できて、十分な安全が確認できたら二次避難に移ります。
この場合、被害や地元の状況など最新の情報を得るためにも、自治体が指定した自宅から一番近い避難所に移動するのがいいかと思います。
自宅が無事で備蓄品を取りに行けるようであれば、準備しておいた非常持出袋や防災用品を避難先に移動してください。
避難所に用意している防災用品は最低限のものしか用意されていないと思いますので、自分や家族の生活に合った備蓄品を使えるようにするとより快適に過ごせると思います。
最後に、自宅避難(在宅避難)ですが、自宅で生活するための安全性が確認できたら、自宅避難(在宅避難)に移ります。
避難所での生活より自宅で過ごすほうが、プライバシーも確保できますし、同じ不便な生活でも安心できます。カセットコンロなどで火も自由に使えると、避難所より食生活も豊かになり、少しは心に余裕ができるかと思います。
被害状況によっては通常どおりの生活に戻るには長い期間がかかるかもしれませんが、避難の手順を知っておくだけでも身の安全が確保しやすくなると思います。
もちろん、避難をするためには、日頃からハザードマップの確認や避難所の情報、避難経路など確認して、家族の共通認識にしておきたいものですね!
現在準備している防災グッズの確認・非常持出袋に何が入っている?
防災グッズを見直すためにも、現在持っている防災グッズに何があるのか確認する必要があります。確認して欲しいものが含まれていなかったら、購入すればいいですね。
まず、非常持出袋の中の確認をしてみましょう。
我が家では、熊本地震の後にある程度防災グッズが詰まって販売されているリュックを用意して、そのあと、そのときに必要だなと感じた品々を独自に購入、リュック内にしまっています。
我が家の非常持出袋に最初から入っていた品々の紹介からしますと、
・非常用給水バッグ(5ℓ)
・携帯トイレ袋
・アルミ温熱シート
・非常用呼子笛
・2WAYクッション
・三角巾
・ブルーシート
・防災用ウエットテッシュ
・LEDラジオライト(AM/FM)
・ポリラップ
・軍手
・使い捨てカイロ
・水に流せるテッシュペーパー
・マスク
・綿棒、絆創膏
・防災メモ
こんな感じです。これらの品々をふまえて独自に購入したものとしては、
・乾電池(単3)
・紙コップ、割りばし
・500mlペットボトル
・カッター
・布ガムテープ
・新聞紙
・ゴミ袋
・簡易レインコート
・アルコールスプレー
・下着類
・タオル
・生理用品
こんな感じです。改めて自分の非常持出袋の中を確認して気づいたことは、非常食を全く入れていないことです。すごい食いしん坊のくせになぜ、非常食を準備していないのか・・・
せめて、2~3日間くらいの食事が取れるように、カロリーメイトとかゼリー飲料、缶詰などの非常食を準備する必要があるなと感じました。
また、避難所に移動したときのことを考えて、簡易的なスリッパとか、耳栓、アイマスクなどもあると便利かなと思いました。
あと、断水などを想定して、水のいらないシャンプーや体ふきシートのようなものもあると少しでも快適に過ごせるかもしれないですね。
もちろん、持病をお持ちの方などはお薬、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭ですとオムツやミルクなどが必要で、本当に各家庭によって必要なものって違うなと感じます。
色々と考えていたら、リュックに全部入るのか?というくらいの品々になってしまいそうなので、自分の中で「本当に自分にとって必要か?」を見極める必要があるな!と感じました。
あくまでも、非常持出袋ですから、いざというときに重くて移動できないっとなっては本末転倒です!
身軽に、必要なものだけを運べるようにしたいと思います!
また、最近は100均にも優秀な商品がたくさんあり、リーズナブルに防災グッズを揃えることが出来たりするので、今度100均を覗きに行こうと思います!
現在準備している防災グッズの確認・自宅での備蓄品は足りている?
避難所で過ごされる方もいらっしゃれば、自宅での避難をされる方も多いかと思います。
実際、自分も熊本地震の際は一時避難で近くの小学校に避難しましたが、自宅の安全の確認を行ったうえで自宅避難(在宅避難)に切り替えました。
自宅避難となると基本的に食べ物など自分で準備する必要があります。(避難所でも必要最低限のものは自分で準備するようにしたいですが)
そうしたときに、特に必要になるのはやっぱり水や食料品の備蓄かなと思います。
我が家では、普段でも食べている食品や水、消耗品を多めにストックしているかたちです。結構、この考えの方は多いですね。例えば、
・カップ麺、袋めん
・レトルトカレー、レトルトおかゆ
・缶詰、缶ジュース
・そうめんやパスタなどの麺類
・インスタントみそ汁、スープ類
・チョコやお菓子
・飲料水 2ℓ×3日分×2人分=2ℓペットボトル・6本
カップ麺やレトルト類、缶詰などは飽きないように、色んな種類のものを揃えておくとよさそうですね。缶詰などはサバ缶やサンマ缶などの定番のものや、焼き鳥缶とかの変わったもの、また桃缶やみかん缶などの甘くて、水分がとれる種類のものもいいですね。疲れたときはやっぱり甘いものが欲しくなりますよね~
熊本地震以降、我が家では必ずカセットコンロ&ガス缶は常備しております。災害時に手軽に火が使えると温かな食事をいただけて、それだけで少しは心の充足感が増しますし、食事のレパートリーの幅も広がります。
カセットコンロは絶対に準備しておきたいですね!ガス缶もお忘れなく!
また、最近TVを見ていたら、災害時に少しでも野菜を摂取できるように、葉物野菜(ほうれん草とか)の乾物などをストックしておくのもいいとのことでした。
葉物野菜の乾物はレトルトカレーの水分でもどるようで、わざわざ水でもどしてあげなくてもレトルトカレーに混ぜて食べられるそうです。他にも、
・棒寒天、わかめ、のり、とろろ昆布
・ナッツ、ドライフルーツ
・インスタントみそ汁の具
・野菜パウダー
なども食事に合わせやすい乾物とのことでした。確かに、我が家では平常時でも乾物のわかめ、とろろ昆布をお味噌汁に入れて食べてます。また、乾物は常温で長期保存がきくので便利ですよね!
農林水産省のHPに「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」というのが載ってましたので、こちらもご参考にされてみてくださいm(__)m
次に、消耗品のストックを考えるときに必要なことはライフラインが止まったとき(停電や断水)のことを想像することだと思います。
停電したら、何が困るか?
・夜間、明りがとれない → ろうそくや懐中電灯、ライターや乾電池
・情報が入ってこない → 電池式ラジオ、携帯のモバイルバッテリー
・夏場の暑さ、冬の寒さ → おでこに貼る熱さまシートや電池式携帯扇風機、カイロ
・冷蔵庫のものが悪くなる → クーラーボックス、出来るだけ冷蔵庫を開けないようにする(これ大事です!)
断水したら、何が困るか?
・食器が洗えない → 紙皿、紙コップ、割りばし、ラップ
・手や体が洗えない → ウェットティッシュ、アルコール除菌シート、体ふきシート、水のいらないシャンプー
・トイレが流せない → 携帯トイレ、浴槽に水をはっておく、いらないペットボトルに水をいれておく
今回の台風でも事前に言われていたことですが、携帯電話の充電は満タンにしておく、車のガソリンも満タンにしておくなど最低限の準備も大事ですね。
下記に備蓄品を考えるうえで有益なHPを載せておきますので、こちらもご参考にされてみてくださいm(__)m
家をつくるときに考える防災
防災を考えるうえで、家の役割は大変重要です!また、建てる土地も大変重要になってくると思います!
もちろん、EDGESTYLEでも、風圧や地震に対する壁量計算をしたりして、丈夫なお家をご提供するために日々頑張っております!
お家の構造の話は設計の齋藤さんにお任せして、私は照明器具で災害時役に立つ商品などを少しお伝えしたいと思います!
① 下記のダウンライトは大光電機株式会社の商品で、停電で電力供給源が断たれると同時に、バッテリーモードに移行して自動で5%の明るさで約20分間点灯する商品です。停電が起きた場合でも、身の安全や避難経路の確保をサポートしてくれる、優れた商品です!
② 下記のフットライトはコイズミ照明株式会社の商品で、専用コンセントと組み合わせることで、コンセントに差し込んだ状態ではフットライト、コンセントから外すと携帯用の保安灯として使用でき、乾電池で点灯することができます。また、コンセントに差し込んだ状態で停電が発生すると自動的に点灯を約30分間するという、こちらも大変優れた商品です!7月にお引渡しさせていただいたお家にも採用させていただいてます!
③ 備蓄スペースを確保できる間取りを考えるのもいいのかなと思います。先日オープンハウスをさせていただいたお家のように、スキップフロアの下の収納スペースを備蓄スペースにするのはとてもいいですよね。邪魔にならないし、避難経路に被らないし、補充や消費期限の確認なども一つのところにまとめてあったほうが効率的にできますよね!とても魅力的だと思います!
まとめ
昔から「備えあれば憂いなし」といわれるように、防災グッズは使わないに越したことはないのですが、ちゃんと備えをすることで自分や家族の身の安全や生活を守ることができます!
是非、今週末はご家族で防災グッズについて話し合い、防災グッズを買いに行きましょう!