無垢フローリングのキズや凹みを治す方法【オイル仕上げ版】
こんにちは、EDGE STYLEの前田です!
今回は無垢フローリングの凹みやキズのメンテナンスについて。
EDGE STYLEの床材は全て無垢フローリングを使用しています。
理由はカッコいいからです。高いけど。笑
使えば使うほど味が出てきてカッコよくなるからです。
基本的にEDGE STYLEでは無垢フローリングはキズや凹みが付いた方がカッコいいと思っています。
なのでキズが入ってもそのままで良くないですか?…正直そんな気持ちです。スンマッセン
だって数十年経ったカフェの床材や足場材ってカッコいいじゃないっすか?
新品には出せないあのカッコよさ…想像しただけでもうっとりしてくるとです。笑
そんな風に自宅の無垢フローリングにキズや凹みが入ることで味わいとなり年輪となりカッコいい経年変化が起こってるだけなのです。
経年劣化って言葉がどうもしっくり来ずに使わんとです。スンマッセン。笑
無垢フローリングはキズや凹みが入ることで育っとるとですよ。うん。
が、しかーし。
キズや凹みを治したい人も当然いらっしゃいます…
実際お施主様への定期点検でも「どぎゃんすっとええと?」て、聞かれることもありました。
キズや凹みがあってもそのままでもカッチョいいですが、今回は治してみたいお施主様の声にお応えするために重たーい腰を上げてみました!
それでは無垢フローリングのキズや凹みを治す方法をお教えします!
そもそも無垢フローリングって?
無垢材とは自然のままの木の状態で木が持つ本来の質感や風合いを楽しめるもののことです。
無垢フローリングとは自然の木を使ったフローリングのことになります。
自然の木にはヒノキ・ナラ・パイン・杉・チーク・ブラックウォールナットなどの種類がありますが無垢フローリングとはそれらの総称になります。
木そのままの状態なので収縮したりする特徴があります。
写真ではわかりやすいように「木」本来の状態のものを載せてみました。
一方、無垢材と比較して使われる合板や集成材について
ざっくり言うと木をボンドなどの接着剤でくっつけたものです。
ここでは詳しい説明は省きますが写真のようなものだと思ってください。
わかりやすい様によく見かけるコンパネと呼ばれるものを紹介しておきます。
フローリングにもこのような板をひっつけた合板のフローリングがあります。
合板なので無垢フローリングのように収縮しないのが特徴ですね。
無垢フローリングと合板フローリングはそれぞれ一長一短あります。
無垢フローリングの良いところは何と言っても自然素材で年数が経つにつれてカッコよくなる!
これが使ってる理由の全てです。高いけど。笑
治せる無垢フローリングと治せない無垢フローリング?
今回紹介する方法ではウレタン加工が施された無垢フローリングは治せません。
さっきあれだけ張り切って「治す方法を教えます!」
なんて言い切っておきながら数十秒後に何やそれ?
と、思われるかもしれませんがスンマッセン。
ウレタン加工された無垢フローリングを治す方法もありますがそっちについては後日、別記事にて紹介するかもです。
今回紹介する方法でキズや凹みを治せるフローリングはオイル仕上げの無垢フローリングになります。
無垢フローリングのキズや凹みを治す手順を紹介
EDGE STYLEのお家では殆どがオイル仕上げのフローリングが多いのでこちらから先に紹介いたします。
では写真と一緒に手順を紹介しまーす。
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[ti label=”STEP1″ title=”まず用意するもの”]
水・アイロン・濡れたタオル・紙やすり#600・キヌカ
※キヌカはあると超便利。高いけど。エッジスタイルの無垢フローリングはキヌカを使って仕上げております。
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[ti label=”STEP2″ title=”キズや凹みのある箇所に水を垂らす”]
そして30分程度時間を置きます。
木に水を染み込ませて、わざと膨張させるイメージですね。
無垢フローリングが伸縮する特徴を活かした修正方法になります。
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[ti label=”STEP3″ title=”アイロンをあてる”]
小さなキズくらいなら水を垂らすだけで復活するケースもありますが、今回はブラックウォールナットという硬めのフローリングなのでアイロンを使います。
必ず濡れたタオルを敷いてアイロンをあててくださいね。
だいたい2秒から5秒くらい。
長くあてすぎると無垢フローリングが膨張しすぎるので要注意。
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[ti label=”STEP4″ title=”紙やすりでこする”]
アイロンをあてた箇所はなんとなく毛羽立った感じになるので全てまんべんなく擦る感じで。
紙やすりの番号は#600で
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[ti label=”STEP5″ title=”キヌカを塗る”]
仕上げにキヌカを塗って保護してあげましょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はブラックウォールナットの無垢フローリングを使ったお施主様の自宅で検証させていただきました。
ブラックウォールナットの無垢材は広葉樹の中でも硬い方なので、戻りも少ないと思ってましたが意外と元通りになった気がしました。
冒頭でもEDGE STYLEでは無垢フローリングのキズはそのままでもカッコいいとお伝えしましたが、
無垢フローリングのキズや凹みをとりあえず治してみたい!
という方は参考にされてみてください。
それではまた!