熊本で注文住宅を建てる前に確認したい、ハザードマップと土地選び
注文住宅を考え始めたとき、まず土地探しから始める方も多いのではないでしょうか。
土地を選ぶ際には、価格や広さ、通勤・通学の利便性などに目が向きます。しかし、長く暮らす場所を選ぶからこそ、その土地がどのような特徴を持ち、どのような災害リスクが想定されているのかも確認しておきたいポイントです。
まずは重ねるハザードマップを確認
気になる土地が見つかったら、まず確認しておきたいのが、国土地理院の「重ねるハザードマップ」です。↓

重ねるハザードマップでは、洪水や土砂災害、高潮、津波などの災害リスクに加え、土地の特徴や成り立ち、道路防災情報などを地図上に重ねて確認できます。住所を入力することで、検討している土地周辺の情報を調べられるため、土地選びの初期段階でも活用しやすい資料です。
熊本で土地を探す場合も、まずは候補地を重ねるハザードマップで確認し、洪水や土砂災害、液状化などの情報を把握しておくと安心です。
ただし、地図上で色が付いているからといって、必ずしもその土地を選択肢から外さなければならないわけではありません。大切なのは、どのようなリスクが、どの程度想定されているのかを知ることです。
ハザードマップだけでは分からないこと
土地選びで確認したいことは、ハザードマップの情報だけではありません。
例えば、次のような項目も、実際に家を建てるうえで重要になります。
- 敷地と道路の高低差
- 前面道路の幅員や状態
- 敷地が接している道路の種類
- 建築基準法上の道路への接道
- 隣地との段差や擁壁の状態
- 上下水道の引き込み状況
- 用途地域や建ぺい率・容積率
- 過去の浸水状況や周辺の水の流れ
特に、道路については注意が必要です。熊本市では、都市計画区域内の建築物の敷地は、原則として建築基準法上の道路に2m以上接する必要があります。また、前面の道が基準法上の道路に該当しない場合や、幅員が4m未満の場合には、後退や許可・認定などの確認が必要になることがあります。一見すると道路でも建築基準法の道路ではない事もよくあります。
見た目には広く、条件の良さそうな土地でも、実際に建てられる建物の大きさや配置に制限があるケースもあります。建蔽率、容積率、用途地域の別や開発条件、地区計画や建築協定等々により、外壁後退が発生するなどが該当します。※用途地域に関しては過去ブログで紹介していますので興味がある方は読んでみるのも面白いかもしれません。
土地と家づくりを一緒に考える
土地は、購入してから家づくりを考えるのではなく、「その土地にどのような家を建てられるのか」まで確認したうえで選ぶことが大切です。
ハザードマップで災害リスクを確認し、現地で高低差や道路の状況を見て、さらに法規やインフラの条件を確認する。こうした情報を整理することで、その土地が自分たちの家づくりに合っているかを、より具体的に判断できます。
EDGESTYLEでは、熊本での注文住宅のご相談だけでなく、土地探しや土地選びの段階からお手伝いしています。気になる土地があるものの「この場所に家を建てられるのか分からない」「購入前に確認しておきたいことがある」という方も、土地を決める前にご相談ください。
土地の条件とご希望の暮らしを一緒に考えながら、納得できる土地選びをサポートしています。