キッチンの造作収納って 本当にいいもの?!

こんにちは!有田です

今回は「造作って いいもの?!」シリーズ 第2段(^m^)

「キッチンの造作収納」について 見ていきたいと思います

EDGESTYLEの注文住宅では
キッチンの造作収納も標準仕様として含まれています

もちろん一般の家具を置いて収納も悪くないし
愛用している家具を大事に使うのもステキですが
そうじゃない方は
キッチンの収納をほとんどの方が造作されていらっしゃいます

私的には
「こんなお家たてたいなぁ」は
「こんな収納ほしいなぁ」と結構直結しています
とにかく
スッキリするところはスッキリ
生活を楽しむものは飾る・見せる

ってできたらいいなぁ と思いますよね!?

「思うように収納できたらなぁ・・・」
「カッコよくみせられたら・・・」
「機能的に使えたら・・・」
そんな思いを
実現に近づけるヒントを
書いていきたいなぁと思います

まずは
キッチンの収納について書きだす前に
EDGESTYLEのおうちづくりの考え方について

EDGESTYLEでは
お客様のお家を建てさせていただくにあたり
「〇〇しかできません」
ということはありません
ご予算やイメージをお聞かせいただき
それに合わせたお家のご提案をさせていただいています

なので、キッチン収納も しかり です

キッチン収納を造作するメリットデメリット

まずは一般的なキッチン収納を造作する場合のメリットとデメリットについて

【メリット】
①決まった寸法や形でなくても大丈夫!
 →既製品じゃないので寸法が決まっていない分 収納の横に中途半端なすき間ができないし
  収納したいものに合わせて自由に寸法が変えられる
  これが最大のメリットではないでしょうか?

②好きなデザイン(素材・色・形)でつくることができる
 →好きなデザインでつくることで普段の生活・お掃除も楽しくなります!

③生活動線に合わせた収納・使い勝手にできる
 →機能的に家事の効率UP!

④地震のときに倒れない!!!
 →熊本地震を経験した私たち
  地震の時に家具が倒れないということは 直接命を救うことに繋がると知っています!

【デメリット】
①つくる素材によってはお手入れが気になるんじゃないか・・・
 →素材えらびは重要です!お掃除のときに何を使って掃除したいのか一緒に考えてみましょう(^^)

②見た目だけでつくると使い勝手や掃除がしづらくなることも・・・
 →キッチン収納は隠す・見せるのバランスも大切です
  使う頻度や生活スタイルによって何を重要にしたいか?を考えてみましょう(^^)

③値段が高くなるんじゃ??
 →EDGESTYLEの注文住宅ではキッチンの造作収納が標準仕様になっています
  「引出しをつけたい」などのご希望は造作家具業者さんに頼まないといけないので
  オプションになりますが、特別高い素材を使用するとき以外はオプションにはなりません

上の文章を読んでいただいたらお分かりかと思いますが
自分たちの生活スタイルを整理して
家の動線をもとに収納や使い勝手を考えていくと
メリットの方が多いような気がします

おおまかなキッチン収納のレイアウトについて

おうちづくりをされるにあたって おすすめは
キッチンやお洋服・ストックなどの収納しているものの整理をしてみることです

例えばキッチンで見ていきましょう!

キッチンの収納についてまず考えることは
隠すしたいもの と 見せたいもの と
隠したら使いづらいもの
の線引きです

キッチンの収納といえば大きく分けると3か所あります
①キッチン本体
②キッチンの背面収納
③パントリー(食品庫)

自分たちの生活スタイルに合った収納は
どんなものなのか?
③パントリーを作った方がよいのかどうか・・・
その辺も検証していきましょう

例えば
うちのキッチンだったらどうしたいのか?
を例に ちょっと家にあるものをリストアップしてみました

そしてここから
隠すしたいもの と 見せたいもの と
隠したら使いづらいもの に
わけていきましょう!
隠したら使いづらいものについてはどういう風にして見える場所に置くのか
なんとなくイメージできたら良いですね!!

こういう風に整理していったとき
例えば
「コストコできたら買いだめしたい!」
「冷蔵庫と別に冷凍庫が欲しい!」
「実家からもらうお米のストックが半端ない!」
など隠したいものの量が多い もしくは
隠したいものがでかすぎるっ て方は
パントリー(食品庫)のある間取りを検討してみてもいいかもしれません

反対に
「お米は10kgづつしか買いません」
「キッチンに立って3歩以内にすべて収納したい!」
って方は キッチンの背面カウンターを機能的に広めに作られるとよいかもです

それから
最近は冷蔵庫を見せるのか?隠すのか?
どこに置くのがみんなが使いやすいのか?
も皆様よく悩まれます

「みんながいつもパタパタ開けるからアクセスしやすい場所がいい」
とか
「冷蔵庫はリビングからあまり見えない位置がいい」
とか
「冷蔵庫はカッコいいのに買い替えるから 使いやすい位置に!」
とか
ご家族にあう選択肢を見つけてみましょう!

キッチン収納の具体例

それでは 実際に作られたお家を見てみましょう!


こちらは「子育て世代のカッコナチュラルハウス」のおうちのキッチン
キッチンの奥にパントリーがあります

このお家はご愛用の家具を新築のおうちでも使いたい!
とのご希望があられたので
その家具を生かすレイアウトになりました
ご愛用の家具にコンセントがあるので そこに炊飯器とトースター
新しく造ったカウンターに オーブンレンジとポットとコーヒーメーカーをレイアウト

リビングから見える吊り棚には飾っても楽しくなる普段使いの食器などを置かれています
お持ちだった家具にもカウンターにもパントリーにも収納があるため
お子様の成長に合わせ収納するものを変えていけるよう
新しく造った棚はすべて可動棚に

ナチュラルな素材+グレー扉+アイアン の組合せがステキです(^^)



こちらは「水庭のあるお家」のキッチン
こちらもキッチン奥にパントリーがあります

キッチン背面のカウンターはモルタル+ステンレス扉の引出しにして
クールな存在感+お手入れしやすい素材です
吊戸棚の中には照明も仕込まれていて
カッコよくディスプレイしながら収納できます

パントリーには
食品庫的に使う棚と
掃除などのものもしまえるスペースもあり
まさに家事の基地みたいでわくわくしますね!

こちらも全体的に
オークの木とモルタル・ステンレス・ダークなガラス のクールな素材の組合せがカッコいい(^^)


こちらはEDGESTYLE初のカリフォルニアスタイルのお家 のキッチン

キッチンもとっても個性的!
キッチンも隠す収納はほとんどありません

風通しのいい収納にすることで
「これあったの忘れてた!」とかがないですし
湿気がたまる場所をつくらない というメリットがあります

水切りかご替わりのステンレスの棚が
何ともカッコいいですし 機能的!
ほこりがたまる と思いがちですが
ほこりがたまる前に 使って→洗って→しまう とできる
普段使いの食器の場所としては使いやすそうですね!!

それから
これだけカッコいいと
物を減らす努力も苦になりませんね きっと(^^)


こちらは「高台の景色を楽しむモダンな家」のキッチン

キッチン本体が グラフテクトですごくカッコいいので
それを生かすように キッチン背面はすべて白の扉になっています

中央の2枚の引き戸を引き分けると
中からカウンター収納が出てきます
そこの奥行の深い引出しに食器をたくさん収納します

左右の収納には
可動棚がたくさんついているので
こまごましたものはBOXに入れて収納したり
掃除用具とかも収納できるくらいの容量があります

見た目をスッキリさせたいときはこんな風にしたいですね!


こちらは「中庭のある二世帯住宅」のおうち

このおうちは先日市原がブログにもかかせていただいた
コの字型キッチンのおおうちです

キッチンは壁付け

背面がダイニングカウンターになっていて
カウンターの下がキッチンの収納として使えます

さらにパントリーもあり
家電は
炊飯器のみキッチン
他はパントリーに隠れています

食器も
普段使いものものだけがキッチン
他はパントリーに

ゴミ箱も
生ごみ用だけがキッチン
他はパントリーに

といったレイアウトになっています

思い切った形で カッコいいですね!!!


こちらのおうちは「キレッキレ!ハードロックな家」のキッチン

最近では珍しくクローズドキッチンです
(対面ではなくキッチンとして独立した部屋です)

なので壁がたくさんあるので
壁に吊戸棚や棚をつけて
そこ3歩のスペースにすべて収納があります

カウンターや棚の収納を増やしたいので
どちらも奥行を深めにしています

雰囲気はもう 日本じゃありません!

まとめ

たくさんの具体例とともに見てきましたが
いかがだったでしょうか?

こうしてみてきてわかることは
雰囲気もですが
収納スタイルも
生活スタイルや考え方に合わせて それぞれ です

ちょっと面倒ですが
間取りを考えられるタイミングで
一度キッチンの収納とも向き合ってみられることを
オススメします

キッチンをどうするかで
奥様の毎日の過ごし方が変わる といっても過言ではありません

便利なものをたくさん増やして楽しむキッチン
数少ないものを大事に使って楽しむキッチン

どんな風に住まいたいのか
じっくり考えてみて下さいね

このブログが見ていただいた方の
一助になれば♪ と思います

では またー(^^)/

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